耐震等級って？？

地震大国日本。
そしてその名の通り、最近は本当に地震が多いですね

ついこの間も、富田林市が震源地、また堺市中区が震源地という地震がそれぞれあって、朝から揺れました
自分の住んでいる地域が震源地だなんて、今までそんなにあったかな？？と、もうすぐ来るであろうと言われる大地震についても同時に考えさせられます。

さて、日本が地震の多い国であるということは、変えられない事実。
そんな日本での家づくりは、「地震に強い」ことが必須です

「地震に強い家」っていわれてもあまりピンときませんが、それをわかりやすく指標にしたものがあります
それが「耐震等級」とよばれるものです。

本日は耐震等級についてご紹介いたします

耐震等級の概要

長らく、日本のお家は地震の強さが重要と言いつつも、一般のお客様にはお家の地震の強さが目で見えづらく分かりにくいものでした。
そこで登場したのが、耐震等級。
耐震等級とは、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律（品確法）」で、施主に判りやすい耐震性の判断基準です。
建物の頑丈さでどのくらいの地震にまで耐えられるかを、3段階で示します。等級1から等級3まで3段階に分けて表されます。

耐震等級1

耐震等級１は、現行の建築基準法で定められた最低限の耐震性を満たしていることを示します。
つまり1981年6月1日以降に建築された建物については、評価書の有無に関わらず、耐震等級1レベルの耐震性を持っているということです。
震度6強～7といえば、最近でいうと東日本大震災や熊本地震などのレベル。このような大地震で建物が損傷したとしても、人命が損なわれるような壊れ方はしないよう設計されています。

耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の耐震性を有するレベル。
震度6～7程度の大地震で倒壊はせず、修繕をすれば住み続けられるような損壊で抑えられる可能性もあります。
長期優良住宅の認定を受けるための認定基準では、耐震等級2以上が必要です。
また、災害時の避難場所となる学校や体育館、病院などの場合も、「耐震等級2以上」の耐震性が求められています。

耐震等級3

最も高いレベルが耐震等級3で、等級1の1.5倍の地震力に耐えられる強度です。つまり震度6強～7レベルの1.5倍の力に対して、倒壊・崩壊しないような強度が求められます。
消防署や警察署などといった防災拠点の建物と同レベルの基準となります。

SEEDHOMEは耐震等級3

SEEDHOMEのありがとうの家は、耐震等級3の建物です。
床・壁・屋根の6面を一体化したモノコック構造で、スペースシャトルにも使われる強い構造体です。
大きな外力にも変形しにくい特徴を持ちます。
住宅においては、地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく、建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。
地震や災害に強い家を検討されているなら、ぜひ一度お問合せ下さい。

耐震等級とは、地震での倒壊・損壊のしにくさをわかりやすく目で見えるようにした指標の一つです。
耐震等級の高いお家でないと絶対だめですよ！！とは言いません。
しかし、この地震の多い国・日本で暮らすなら、最終的には耐震性が高い方が、住んでいる人の命と財産を守ってくれる可能性が高いことは明白です。

今、自分が住むだけでなく、お子様やお孫様といった後世の安心安全を守るのであれば、予算なども考えつつ、必要な耐震性についてご家族様で検討されてみてはいかがでしょうか？

もし、「地震に強い家って何？？」「耐震等級って？？」などの疑問・質問がありましたら、どんなに些細な事でも大丈夫ですので、いつでもお気軽にお問合せ下さいね

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SEEDHOME 中嶋でした

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