住宅ローン控除を受けるために必要なアレコレ

住宅ローンを借りて住宅を取得した方は、年末ローン残高の1％相当額が10年間or13年間（従来は10年間。今だけ特別に期間延長されていて13年間）、所得税や住民税から税金が控除されます。それが「住宅ローン控除」です（住宅ローン減税ともいいます）。

住宅ローン控除は、一生の中で大きな買い物のひとつである「家」を購入した際に使える国の制度です
住宅ローンを利用して家を購入する場合は、上手に制度を活用して、できる限り金銭的な負担を減らすようにしましょう

新築住宅を取得する人にとって、目が離せない住宅ローン控除。
住宅ローン控除の制度を利用したい場合、入居した翌年に確定申告をしなければいけません。

ではでは、その制度についてアレコレ見て行きましょう

確定申告の時期は？

令和3年は、2月16日（火）～3月15日（月）が確定申告の期間です。

確定申告はどこで申請？

お住まいの地域管轄の税務署、郵送、インターネット（e-tax）でできます

必要書類は？

※入居日がはっきりとわかるためには、引っ越し屋さんの領収書がわかりやすいです。
ぜひ捨てずに手元に置いておきましょう

2年目以降は？

一度確定申告を行うと、翌年からは年末調整の対象になります。
（年末調整を利用しない方は2年目以降も確定申告が必要です。）

年末調整で住宅ローン控除を受けるために、通常の年末調整の書類と共に別の2種類の書類を添付して勤務先に提出してください。
もちろん3年目以降も同じやり方となります。

住宅ローン控除の注意点は？

①書類は大切に保管してくださいね

「給与所得者（特定増改築等）住宅借入金等特別控除申告書」ですが、実は、住宅ローン控除適用の年数分がまとめて送られてきます。
適用期間中は大切に保管し、毎年1通ずつ勤務先に提出となります。
紛失した場合は、税務署で再発行してもらわないといけません

②年末調整手続きを忘れたら、確定申告が必要になります

万が一年末調整を忘れたら、確定申告をしてください。
最長過去5年間さかのぼって住宅ローン控除を受ける事が出来ます。

③10月以降に繰り上げ返済や借り換えを行ったときは注意が必要

住宅ローン控除適用期間中の10月以降に繰り上げ返済や借り換えを行った場合は、金融機関から送られてくる「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」に記載されている残高が違ってくる場合があります。
もし10月以降に繰上げ返済や借り換えを行ったら、早めに金融機関に連絡をして、正しい金額の証明書を発行してもらいましょう。

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