大阪、堺、富田林、注文住宅、リノベーション、ZEH、BELS工務店 SEEDHOME くはら まりこです
昨日、愛知県にある、INAXライブミュージカル&LIXIL榎戸工場へ行ってきました。
まず、午前は、世界のタイル博物館へ。
現在、外装の工事中。
ガイドさんのお話を聞きながら
中に入ります♪
まずは、このタイル↓
装飾壁の原点になる、クレイペグによる壁空間を
再現したもの。
円錐状の焼き物で、建物の土壁をより美しく装飾
しようとして、当時の人々が考えたもの。
5500年前のメソポタミア地域ウルク人の
人々は推定200万本以上作っていたようです。
側面からみたら、こんな感じ
現在のタイルとは、形状が全く違いますね!
埋め込まれてます!
そして、4600年以上前↓
世界最古のピラミッドのジョセル王の「ピラミッド」の
地下空間にある扉は、きれいな
ブルーのタイルが施されています。
ブルーは生命の色であり、王の再生や復活を願って
ブルータイルが貼られたのではないかっと
言われています。
17~18世紀 オランダでは↓
住まいに登場します。
世界的な貿易で富を得たオランダの
市民層は住まいにタイルを取り込みました。
巾木にも使われていたようです。
オシャレですね。
そして、
ヴィクトリアン・タイル(1830~1910年)↓
産業革命によって、中級階級が富を得て
タイルを豊かに使い始めます。
公共の建物から市民の住宅まで広く使われるようになった
ようです
日本や中国は、木の文化なので、
タイルを取り入れるのは、ずいぶん後だったようです。
今度は、陶器について
江戸時代末期、当時一般的だった木製便器の形状だったのを
愛知県で陶器でつくりはじめたようです。
この便器は、家族で使うのではなく、お客様用とされることが
多かったんですって。
日本の「おもてなし」ですね
午後からは、LIXILの榎戸工場へ行き
便器が作られている工場を見学に行きました。
写真はNGだったのですが、女性事務員さんが
案内してくれ、
1か月90000個作られている生産ラインを
しっかり見てきました♪
当たり前に目にしていたり、使っていますが、
歴史があって、企業や職人さんの努力あって
私たちの毎日を豊かにしてくれているんだなあっと
改めて感じました。
とても勉強になった1日でした♪
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