家づくりを進めるなかで、「断熱等級5と6は何が違うんですか?」というご質問を多く頂きます。
断熱性能は、毎日の暮らしの快適さだけでなく、光熱費や将来の住まいの価値にも大きく変わる大切なポイントです。
今回は、断熱性能5と6の特徴・暮らしの体感、コストの差をリアルにお伝えしたいと思います。
これからお家づくりを始める方が、後悔しない断熱等級を選ぶための参考になれば嬉しいです。

※SUUMO出典
2022年に新たな断熱基準として「断熱等級5・6・7」が追加され
家づくりの中でも「断熱等級はどこまで上げるべきか?」大きなテーマになっています。
今回は断熱等級5と6の違いお伝えしたいと思います。
1.そもそも「断熱等級」とは?
断熱等級は、住宅の「どれだけ熱が逃げにくいか」を示す性能基準で、
UA値(外皮平均熱貫流率)で評価します。
数値が小さいほど断熱性能が高い=冬あたたかく、夏は涼しい家になります。
2.断熱性能5と6の違い(UA値の違い)
◆断熱等級5
→UA値:0.60以下(地域によって0.46~0.60)
→国が推奨する「ZEH基準」。
→特徴 エネルギー消費を大きく減らせるこれからの標準
◆断熱等級6
→UA値:0.46以下(地域のよって0.26~0.46)
→国内上位の高性能住宅
→特徴 冬のヒートショック対策にも効果的なレベル。
●差を一言でいうと
断熱等級5は「暑さ寒さのストレスが大きく減る家」
断熱等級6は「家じゅうほぼ温度差がない暮らし」

3.体感の違い(生活レベルで比較)

4.断熱等級6にすると必要なもの(コスト差)
〈主な追加仕様〉
・断熱材の厚みアップ
・サッシのグレードを上げる
・気密施工の精度向上
建物の大きさや仕様にも変動しますが
等級5→等級6:+50万円程度
5.どんな人がどっちに合う?
◆断熱等級5が合う人
・予算とのバランスを取りたい
・冬の寒さ・夏の暑さを大きく軽減したい
・ZEH住宅を基準に考えたい

◆断熱等級6が合う人
・ヒートショックが心配
・光熱費をできるだけ抑えたい
・24時間どこにいても快適な家を求める
・将来の価値(省エネ性能)を重視する
6.施工技術による違い(ここが一番大事)

断熱性能は設計値より”現場の精度”で決まります。
断熱性能は「熱がどこから逃げるか」をいかに
抑えるのが勝負です。
断熱材やサッシは出発点ですが、熱は「隙間」から逃げます。
つまり、設計で想定した気密・断熱が現場で保たれなければ、設計UAは
実際のお家で再現されないので、気密処理がとても大切になります。
7.まとめ 迷ったら”6”が正解!
断熱性能は「建てたあとで上げれない」部分。
5でも快適性は上がりますが、6にすると暮らしの質がワンランク上がるのが
実感されやすいです。
家づくりは一度きり。
毎日の快適さと光熱費を考えると、断熱等級6はコスパのいい
選択肢といえます。
これからのお家づくりの参考になりますように(^^)/
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