全棟行なっている気密測定
こちらが測定後、測定機械から出てきた結果です。
聞き慣れない言葉ばかり表示されているので
今回はこの気密に関する言葉の意味をご紹介します。
1.気密性能を表すC値
これは相当隙間面積 1㎡にどれくらいの隙間面積があるか?という事を示しています。
次に
2.建物外皮の実質延べ床面積 S値
これは平面図の延べ床面積ではありません。
気密測定床面積(S)=家の体積(外皮内容積)÷2.6
このように算定された数値です。
3.相当隙間面積 αAは家全体の隙間を集めた時の面積を表します。
4.隙間特性値nは家の隙間の密度を表しています。
n値は2~1までの間で表され、1に近いほど小さくお家全体に散らばっていて
2に近いほどすき間が大きく集まっていると言えます。
C値は小さい方がよく、
n値は1に近い方がよいと言われています。
1に近いという事は1つの隙間がとってもとっても小さいという事です
そして
5.通気率aは
建物内外の圧力差が 1Pa のときの1時間あたりのの通気量を表しています。
風が強い日はすき間から入ってくる空気の量も増えます。
上記に記されているO様邸のお家全体の隙間αAは14㎠
3.7㎝×3.7㎝角の正方形になります。
C=αA/S=14/100.61=0.139≒0.14㎠/㎡
床面積1㎡に対しての隙間面積C値は0.14㎠/㎡
超気密住宅でした
このC値が倍の0.28㎠/㎡になると
このお家の隙間はαA=0.28㎠
5.3㎝×5.3㎝角の正方形になります。
C値が1.0㎠/㎡になるとαA=100.61㎠
10㎝×10㎝角の正方形になります。
こうやって重ねると違いが良く分かりますね。
今回はC値について紹介していきました。
C値は快適性、省エネ性、断熱性、結露、劣化スピードなどお家のあらゆるところに関係してきます。
ハウスメーカーなどの営業さんも高気密高断熱の家と豪語すると思いますが
本当に高気密なのか?を確認するためには1棟1棟C値を調べている建築会社に相談するとよいでしょう。
1棟1棟調べていない会社では残念ながら、本当に高気密の住宅を手にすることができないことがあり得ます。
C値は職人さんたちの丁寧な仕事によってつくられます。
良いお家にしたいと現場が一体にならないとつくれません。
社長を始め、スタッフ、職人、みんなの心意気が表れています
堺・富田林・大阪狭山・注文住宅・パッシブデザイン・自然素材・工務店・高気密・高断熱
シードホーム こいだでした
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