パッシブ設計の1つ「通風」
これも夏のパッシブです
下の表は
時間とともに変化する温度を表していますが
黄線 室内の気温
茶線 屋外の気温
風通しが悪い場合
夕方以降に屋外の温度が下がっても
室内の温度はあまり下がっていません
風通しを良くした場合
夕方以降に屋外の温度が下がり
窓を開け換気をすると
室内の温度も下がっていきます
縦すべりの窓は壁に沿って吹いてくる風を
キャッチしやすく
引違い窓の10倍の風を取り込みます
1カ所だけではなく、2カ所の窓を開けることも大切です
風の入口と出口を設けることで空気の通り道が生まれ
より効率的に風が通ります
上下方向に風が通るように
1階の下の窓から2階の上の方の窓へ
風が通るように窓を開けて下さい
「熱は上の方に動いていく」という性質なので
夕方以降に2階の上の方に熱が溜まり
それが2階の暑さの一因になります
風は外が涼しい時に通す
これが大事なので
夕方以降に外気温が少し下がった頃合いを見て
窓を開け換気をして下さい
風通しを良くする工夫をし
少しでも夏の暑さを軽減して
夏場の光熱費を下げたいですね
堺・富田林・大阪狭山・注文住宅・パッシブデザイン・自然素材・工務店・高気密・高断熱
シードホーム こいだでした
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