キッチンとダイニングテーブルの横並び配置
最近、インスタでもよく見かけますよね。
この配置のメリットは
料理が出来たらすぐに出すことが出来る。
横にずらしてすぐに片付けることが出来る。
配膳が楽で、食後の後片付けも楽という
家事動線を短くする配置です。
一般的にキッチンの配置には「ワークトライアングル」という動線計画があります。
シンク・コンロ・冷蔵庫の3カ所を線で結んだときにできる三角形の動線をいいます。
この3辺の距離が長いと、調理作業におけるムダな動きが多くなるといわれています。
また、ワークトライアングルは正三角形に近いほど作業動線が良いといわれています。
コンロ・シンク・冷蔵庫の3つは、キッチンにおいて頻繁に利用するものです。
この距離が均等にあることで動線がスムーズになり、
調理をする際にもムダな動きを軽減できます。
まずは、家のキッチンにおけるワークトライアングルを確認し、
動きやすさを確認すると良いでしょう。
デメリットは、家具の配置自由度が限られ、またスペースを多く必要とする点です。
キッチンとダイニングテーブルが横並びのため
キッチンからリビングに行くのに
ダイニングテーブルの横までぐるっと動かなくてはいけないので
動線距離が長くなります。
スペースが必要ですが
キッチンとダイニングテーブルの間に人が通れるスペースを開けるか
キッチンと壁の間に通れる通路を開けるか
これが出来ると
キッチンダイニングの周りをぐるっと回って
リビングに行く、というおっくうな事がなくなります。
キッチンに立っている時間というのは意外と長いと思います。
その時間をどう過ごすか?
料理と向き合っているので壁に向かっていても良い。
あるいは子供達を見ておきたいので
リビングやダイニングを見渡せる配置が良い。
外の景色をふと見れるように窓に向いていたい。
テレビを見ながら料理をしたいので
テレビが見れる位置が良い
等々それぞれの優先順位があるかと思います。
子供達が小さい頃、子供が大きくなってから
そして夫婦二人となった時
何十年と住む家の間取りに大きく関わるキッチンの位置。
キッチンの位置を変えようと思うと大リフォームしなくてはいけなくなるので
先々のことまで想像して、じっくり考えたいですね。
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