家づくりの費用は長い目で

ほとんどの人にとって、一生に一度の大きな買い物。
それが「家」ですね

家づくりにかける費用は、もちろん高いと分かっていますが、できる限りコストダウンして節約したいもの。
そして、家族にとって本当に必要なものについては、コストアップを検討したいところです。

例えば、夏場の暑さ＆冬場の寒さを解決してくれる断熱性について。
（家族が暑くて倒れたり、寒くて震えながら生活するようなお家は、できる限り住みたくはないですね。ちなみに断熱性が高いお家に住み替えると、暑さ寒さが無くなって健康改善する方が多いんですよ♪）

家の断熱性能を高めると、年間36000円の暖房費が削減できると仮定します。
すると30年でおよそ108万円も暖房費が削減できる計算となります。

また、断熱性能の高いお家は、健康改善の効果があるので医療費の負担減にもつながります。
3人家族と仮定した場合、年間で医療費が3万円も少なくなるのですが、同じく30年で計算すると90万円も費用が削減できます。

高断熱のお家は、一般の住宅よりは最初の建築コストがかかりますので、お家を建てる時の金額を直感では「高い」と感じてしまいがちです。
しかし高断熱の家に住むことは上記のような費用が削減できるので、家族の生涯の健康や快適性のために、最初の建築費をアップしてでも検討する価値があるのではないでしょうか？
断熱化によるコストアップは、住宅ローンと同じように長い目で見た時に、ライフサイクルコスト（住宅の生涯コスト）で判断すると、決して高い買い物ではないということなんですね。

家づくりには、様々なコストがかかりますが、実はその中で断熱化にかかるコストは16％～18％ほど。
そのように考えると、建てた後でも替えられる設備などの費用を抑えるなどして断熱化をした方が、賢い家づくりだといえますね。
家づくりで最初に払う金額を節約したいと考える人は多いですが、その際は、目先の金額ではなく、必ずライフサイクルコストで考える様にしてみてくださいね。

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