土地の購入メリット・デメリット【家づくり】

マイホームを建てるのには、まず土地が必要ですが

大きな金額を用意できる場合は、現金一括で買うか？ローンを組んで買うか？迷われる方もいるのではないでしょうか

今回は、土地を一括で買うメリット・デメリットについてお話していきます

　　メリット　　

【手数料がかからない】

住宅ローンを組まずに現金で土地を購入すれば、金利や手数料は発生しません◎

ローンを組む場合は、元本の支払いだけでなく、金利も支払う必要があります

金利は、物件価格や金利水準によって大きく変動しますが、数百万円から数千万円にのぼるケースも珍しくありません。

ですが現金一括で購入することで、金利の支払いをなくすことが出来ます

ローンを組む際には、事務取扱手数料や保証料など

いろんな手数料がかかりますが、現金一括で購入することで不要になります(´艸｀*)

【審査を受けなくて良い】

ローンの審査には、収入証明書や源泉徴収票など

さまざまな書類の準備が必要になります◎

また、仮審査と本審査を通過する必要があり

一般的には、売買契約を締結する前に仮審査を受け、売買契約後に本審査をおこないます

両方の審査を合わせると、3〜4週間ほどの期間が必要で

結果によっては引き渡しが長引く可能性があります

土地を現金一括で購入すると、審査を省略することができ

審査に必要な書類準備なども省けるので、時間や負担も軽減されます

【保証会社に支払う保証料が不要】

ローンを組む際には、基本的に「保証料」が発生することが多くなります。

保証料とは、万が一、ローンを返済できなくなった場合に

保証会社が代わりに金融機関へ返済してくれることを保証する、その対価として支払う費用です◎

保証料は物件価格の一定割合でかかるので、数十万円から数百万円の費用になります

現金一括で購入すれば、この保証料もなくなります

　　デメリット　　

【貯金が一気になくなる】

土地購入は高額な買い物なので、現金一括で購入すると貯金が大幅に減少してしまいます

まとまった現金がなくなると、子育てや病気・介護などの際に困る可能性があるので

土地を現金で購入する際は慎重に計画を立てることが重要です

【住宅ローンの控除が受けられない】

土地を一括購入すると、住宅ローン控除を利用することができなくなります(;_:)

住宅ローン控除とは、住宅ローンの返済残高に応じた一定比率の金額を所得税から控除する制度です◎

住宅ローン控除が適用されない場合、大幅な節税効果を逃す可能性があるので

慎重に検討することが重要になります！

しかし、住宅ローンを利用するには、登記費用や保証料が必要です。

長期間にわたって返済を続ける必要があるため

住宅ローンを組むのと、一括購入のどちらが良いかは一概に決められませんが

それぞれのメリット・デメリットを考慮し、総合的に判断することが大切です

【税務署の調査が入る可能性がある】

高額な土地を現金で購入する場合

税務署は、その資金がどこから得られたものなのか

その正当性を確認するため、税務署からお尋ねの手紙が届くことがあります。

お尋ねは回答義務はないものの、お尋ねを放置すると

税務署は税務調査として内容確認を行うケースもあるので、基本的には回答することが好ましいです

いかがだったでしょうか？

土地購入を現金一括でおこなうメリットは、手数料の支払いや審査が不要になることです

しかし、まとまった現金が必要になることや、住宅ローン控除を利用できないことはデメリットになります。

資産ですべてを賄うので、ローンを背負うという負担がなく心理的な安定感を得られます◎

将来の資金計画に余裕がある方は、基本的には現金一括購入がオススメになります

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