私が子供のころ。
昭和の終わり頃になりますが、冬と言えば本当に寒かったものです
大阪の一番ド田舎に住んでいたこともあり、冬は割と雪が積もりました
かまくらも小さいながら作りましたし、雪合戦もソリ遊びもしていました。
外はそのくらい寒かったのですが、じゃあ家の中は?…というと、当然めちゃくちゃ寒かったです
私の実家は、たしか昭和52年ごろ新築されましたが、小さなころから家が温かいという感覚は無かったです。
冬は、お風呂やトイレに行くのも本当に気持ちが下がったものです
どうして古いお家は、こんなに寒いのでしょうか???
古いお家が寒い理由には、3つあります
( ↑ 古き良き日本の風情が感じられる旧・Y様邸 )
まず1つ目の理由は、「窓」です。
室内の暖められた空気は、その多くは窓から逃げるそうです。
昔のおうちは、窓ガラスが薄い単板ガラスを使用していました。
また、窓枠は熱を伝えやすい性質のアルミサッシを使用。
これでは、お家の暖かい空気なんて、窓から伝わってくる外側の冷気に冷やされてしまうというわけです。
住宅メーカー・リクシルが行った実験だと、古いおうちの窓側の室温はわずか8.8℃。しかも、サッシ部分の周辺を測ると3.5℃しかなかったそうです。
古いお家が寒い2つ目の理由は、「すき間風」です。
いまの新築戸建て住宅は、すき間風が入らないよう設計されていますが、古い日本家屋は小さなすき間が多く、家の中にどうしても空気が入り込んでしまいます。
そのうえ、建物が経年劣化を起こし歪んだりするので、余計に外の冷気が入りやすい状態となっているのです。
古いお家が寒い3つ目の理由は、「断熱材」です。
昔のおうちは、いまのお家の断熱材と比べるとかなり薄かったそうです。
それどころか、断熱材を入れてないお家さえあったとか。
断熱材が薄いと、壁や床下や天井にすき間が生まれてしまい、冷たい空気がその中を巡回してしまいます。
これでは、壁の中の冷たい空気が室内の温度を奪ってしまうという事なので、いつまでたっても部屋の中が温まらない…という事なのです。
( ↑ K様邸。古いお家ですが見た目はキレイ。でもやはり不具合は経年劣化と共にありました。 )
古いお家が冷えてしまう理由、いかがだったでしょうか?
今は季節も冬になって、寒さが日ごと増すので「寒さ」に注目しましたが、逆に「古いお家が暑い理由」となると…説明せずとももうお分かりですね。
このように、日本の古いお家は、人が長く健康的に暮らしていくには本当に不向きな住宅だという事がわかります。
(室内の温度差で生じるヒートショックは、東京23区の調査では、圧倒的に冬場に多い入浴中の事故です。それ以外にも、古い日本家屋では風邪・肩こり・腰痛・肌トラブルなどが多く起こります。「冷えは万病の元」とは本当の話ですね。)
( ↑ 建て替えで新築戸建て住宅に生まれ変わったY様邸 )
( ↑ 旧家の想い出を胸に、新しい暮らしを決意され建て替えたK様邸 )
いまの新築戸建て住宅は、日本家屋のダメだった部分の反省を活かし、どんどん技術も上がり生まれ変わっています。
SEEDHOMEの注文住宅は、もちろん「高気密高断熱」=すき間がほぼない、冬暖かく夏涼しい高性能住宅です
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SEEDHOME 中嶋でした
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