堺市中区S様邸では2階の天井下地が出来ていました。

そして火災保険が半額になるという

大工さんの一手間（二手間？）かかった

丁寧な作業を行っていました。

なぜ、火災保険が半額になるか？というと

ＳＥＥＤ ＨＯＭＥが標準としている

耐火性能が高く

火災に対して安全性の高い工法

「省令準耐火構造」を採用しているからです。

耐火性に優れた「省令準耐火構造」のメリットは

なんといっても命と財産を守れること。

火災が起きても倒壊や延焼を一定時間防ぐので

その間に初期消火活動や避難ができ

火災の被害を最小限に抑えることができます。

では「省令準耐火構造」とはどんな構造でしょう？

基準とされる様々な仕様がありますが

その一つに

火が家全体に広がるのを抑えるため

火の通り道となる壁や天井内部にファイヤーストップ材を用いています。

ファイヤーストップとはその名の通り火を止めることです。

家事が起こった際に火が住宅全体に広がりにくくするために

火災の通り道となる壁や天井内部に木材や断熱材を設けます。

上図はイメージ図

左側の図がファイヤーストップを使った構造です。

数ミリ単位の隙間も空気の通り道となってしまうので

柱と柱の間を一つ一つ測って、木材を切り、打ち付けます。

このファイヤーストップによって

火が出ても他の部屋への延焼を遅らせることが出来ます。

避難や初期の段階で消火が可能となります。